陶器の湯のみで、お茶をおいしくいただく淹れ方をご紹介します。
・淹れ方のコツ
お湯をまず人数分の湯のみにつぎます。お湯を冷ますためとお湯の分量を量る事が出来ます。
急須に茶葉を入れ、あらかじめついでおいた湯のみのお湯をゆっくり急須に注ぎ、その後1分ほど、お茶の葉が開くまで静かに待ちます。急須を揺らすとお茶の中の苦みの成分が出てしまいますので注意しましょう。
お茶の葉が開いたら急須から湯のみに均等につぎ分けます。つぎ始めは薄く、後になるほど濃くなるので、お茶の濃さが平均するように注ぎまわします。
注ぐときには急須に残らないように、必ず最後の一滴までしぼるように注ぎきって下さい。2煎、3煎まで美味しく頂けます。
・ポイント
お湯は必ず一度完全に沸騰させて下さい。良い水を使うことが、おいしく頂く一番のポイントです。
浄水器を通したものを使うのが最適ですが、カルキ臭の強い水道水は一晩くみ置いて使うか、一度完全に沸騰させた後、更に5分以上煮沸させればカルキ臭などの臭気がとれます。
もう一つの入れ方のポイントは、お茶を入れる際にポットなどから直接急須にお湯を入れるのではなく、湯呑みや湯冷まし等でお湯を冷ましてから急須に入れるように心がけましょう。
茶葉は多めに使用し、最後の一滴まで注ぎ切れば、2煎、3煎まで香味が残ります。
・保存方法
封を開けたお茶は、茶缶などの密封容器に移し冷暗所に保存しましょう。
お茶は鮮度が第一。上級なものほど味の変化は早いものです。
開封したら、なるべく早めに使いましょう。
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