湯のみ・湯のみ茶碗は、その名のとおり茶を飲むための器です。
茶器の一つとして中国か朝鮮で生まれて、奈良時代から平安時代をかけて茶と一緒に日本に伝来したと考えられています。江戸時代には、素焼の土器や木椀に代わって陶器の食器が使われるようになりました。
ヨーロッパでは、cupと呼ばれ、東アジアから喫茶の習慣が伝わった当初は、把手のないカップが主流でしたが、次第に把手付きのものが増えやがてこれが普通となりました。
英語では把手のないものをtea bowl, 把手のあるものをtea cupと呼び分けます。
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